Paintings:絵画

大自然とスケッチ

旅に出かけるとスケッチでもしようかなあ~と荷物にスケッチ道具を入れるときもあります。

数年前か、屋久島で再会した友達のおうちに長期遊びに行くのに、「さすがに今回は久しぶりに描く時間もありそう!」と思い入れていったスケッチと簡単な水彩道具。それを背負って「屋久杉ランド」にトレッキングに一人で出かけた。「屋久杉ランド」っていう名前がカジュアルですが、いくつもコースに分かれているちゃんとした登山コース。太忠岳への登山口でもあります。

10月ごろのシーズンオフですれ違う人も数人か・・木道コースを外れればピンクのリボンを辿りながらの普通の登山。「屋久杉ランド」にはozzyがお気に入りの清流ポイントがあって、そこで一休みしてスケッチでもしようと思っていた。

そこにつくと、もう誰もいません。屋久島の自然 VS ozzy(弱)・・・描くために見つめるはずが、あまりにも雄大な風景に埋没する自分を感じました。

そうすると視線を感じるのです・・「360度から見つめられている」のは私なのです。ぞくっとして慌てて道具をしまって、更に先に進むことにしました。ひとりで山歩きなんて屋久島でしかしないけど、その独特な感覚は本当に忘れられないです。常に視線を感じていて、大きな生き物の中に一人入り込んだような気分。一人での山歩きではずっと視線を感じてました。ある意味自分の意識に集中してしまうから、そういうことになるのかな?

「自然を描く」なんていうのは、私の傲慢な視点で、じつは自然にアウトラインされてる(描かれてる)のは私のほうなんだ・・と思ったのです。
その濃い緑の空気について、しばらくして描いたのがドローイングがこの2点です。

あ、これって「シンリンサンポ」コラボにも繋がる、制作ネタですね。

080310_yakushima02-thumb-250x165-42.jpg森を描く

080310_yakushima01-thumb-250x170-40.jpg森が描く